八木 第85稿

人、人との付き合い方は距離感だとつくづく感じるようになってきた。
この距離にいるといい人だが、距離が近づきすぎると嫌になったりする。
嫌な人も距離が変わればいい人だったんかとなる。
適度な距離感というのがあるのだろう。
その距離感がうまい人は人づき合いもうまい。
ただ人づき合いがうまい人は究極仲良くはなれない気もする。
明らかに距離感がおかしい、ありえない距離感で、おかしいなというぐらいが
実は本当の意味で距離感がちかくなったりする。
僕は人間関係の距離感でいうとかなりアウトボクシングタイプだと思う。
距離をとってしまうのだ。
一気に仲良くなるインファイターが羨ましい。
だだ長いラウンドは得意だと思う。
アウトボクシングで長いラウンドで長く付き合っていきたいと思う。
長いことあってない人もたまには喫茶店でコーヒーを一緒に飲みたいなと思う。

公平

「ウィークポイント宣言システム」を導入してみてはどうだろうか?
例えば政治で「私は女にはだらしないけど、福祉関係が超専門です」とかって
選挙の時に聞いていたら多少は怒りが収まらなかったか?
友達関係で「貧乏で金には執着するけど、時間は守ります」というような。
色んな場面で「専門以外」のミスで仕事を取り上げられる人が多い世の中だ。
今までは「それが出来ないやつに、これが出来る訳ないよ」という見方しか
できない人が多かったけど
大学の入試のように専門以外の点数は問わない事にすればどうか?
逆をかえせば「これが出来るから人格者だ」という考えを辞めないかという提案だ。
借金も女もたくさんつくるけど170km/h投げる野球選手のような。
弱いところを発表しておく。
しかも自己申告ではなく、コンピューター管理でだ。

そこでこの度、我が社が開発した次世代システム。
相手を知るまでの時間を短縮。
国民全員に生まれた時から
かかとの横辺りにチップを埋め込んでおき
生い立ち性格そして得意不得意などをすべて把握できるシステム。

「国民ヨコチップ」

能力を最大限に発揮できるようになる夢のシステムだ。

さあ、この話を今、国に持っていこうか
世にも奇妙な物語に持っていこうかを
考えている最中だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。