八木 第86稿

マイナスを最初に申告しとくシステムいいかもしれない。
付き合う時もそれをしとくと揉めないかもしれない。
だいたい自分をいいように見せようとするから後々もめる。
最初にノーメイクで一番ダサい服を着ていくとあとは綺麗になっていくしかないのだから。
そう考えると、自分のダメな所を最初に見せていくほうが後々やりやすいかもしれない。
奇妙な物語でいうと、陸でなく海に文明かあったらと想像する。
電気はなかっただろう。
感電するから。
ジュースはなかっただろう。
海水とまざるから。
布団も無かっただろ。
ビショビショになるから。
もちろん、コーヒーも無かっただろう。
ひょっとして、豆をそのまま食べるスタイルであったかも。

公平

お店で大根おろしと出てきたカボス。
手についた汁、いい香りだったはずが
だんだんと「異国の臭い」に思えてきて
最終的に「鉛筆の芯」の臭いにしか思えなくなった。
ショッピングモールの建物の中で
蝉の鳴き声が聞こえてきて
どこかから入ってきて鳴いているのかな?と思ったら
BGMだった。
いるかな?あの音。
コンビニでアイスコーヒーのSを頼んだら
カップが切れててMしかないと言われた。
一応Mを買って帰ってきたが
あとあと考えたら
MのカップでS出せるやんけってなって
ちょっと腹がたった。
こんな感じのしょぼい日常を送っています。




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