八木 第49稿

抽選で当たった、イチゴの賞品羨ましい。
懸賞に僕も当たったことがある。
宅急便が来た。
何だろうと、家族で開けてみると、サウンドボックスというマイクの形をしたラジカセだった。
兄が応募していたのだ。
本当に当たるんだと、家族みんなで驚いた。
僕も当てたい。
そこから懸賞に応募しまくった。
ジャンプでシャーペンがあたる、そしてまたシャーペンが当たる。
次に何と、気まぐれオレンジロードのビデオが当たった。
持った時、普段のVHSより重く感じた。
そして、こち亀の秋元先生が来るトークショーのチケットも当たった。
当然、生の秋元先生を見に言った。現場で描かれた両さんに興奮した。
そしてついにボンボンに自分の名前が載った。
ファミコンのカセットが当たったのだ。
ワクワクして届くのを待った。
ソフトが届いた時、大きなことをやり遂げた気持ちになった。
懸賞、ハガキを送った時点で日々が楽しくなる。
届くかもしれないと思いながら日々を送れる。
珈琲の懸賞とかやってないかな。
当たって美味い珈琲が飲みたい。
懸賞珈琲、美味いんだろうなあ。

公平

ボンボン懐かしい。
私はコロコロ派だった。
そして圧倒的な藤子不二雄ファンだった。
私もその本の中の「ドラえもんの道具を考えようという」
という企画に応募し入賞した事がある。
どんな名前を付けたかは忘れたがカップ麺みたいなのにお湯をいれると
好きな道具が出てくるといった道具である。
今考えるとドラえもんの存在をおびやかす危険な道具を
我ながら発案したと思う。
賞品として「ドラえもん手帳」みたいなのが送られてきた。
めちゃめちゃ嬉しかった。
その幼き日の小さな成功体験が
創ったり考えたりすることを仕事としてしまい
現在こらしまっている感もある(笑)。
その手帳にドラえもんの誕生日が2112年9月3日と書いてあり
私と同じ誕生日だと知った。
その時からドラえもんにまるで兄弟のような親近感を持っている。

昨日はバター珈琲にチャレンジしてみた。
思っていた程飲みにくくはなかったが
入れない方が私は好きだ。




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