八木 第48稿

小学校の時に町の選挙があった。
選挙カーで公約を述べる。
小学生には全くその公約が響かない。
大人が聞いてもなかなか選挙の公約とは難しいものだ。
ちゃんと新聞を読んで政治を理解していないとなかなか難しい。
そんな中で、選挙カーから子供達に響く公約をあげる候補者が現れた。
学校給食をパンからご飯にしようと公約にあげたのだ。
それまではご飯は月に二回ほどだった。
そのご飯の日が楽しみで楽しみで仕方なかった。
それが毎日ご飯にしようというのだ。
選挙権のない僕は親に言った。
あの人に一票入れてと。
親は既に入れる人が決まっていたみたいで、またなとかわした。
その人は当選していた。
そっから確かにご飯の日が増えた。
子供ながらに政治を見た。
公約、ピンポイントであればあるほど響きやすいのかもしれない。
公約はブレンドよりブルーマウンテンのように一つの豆の方が響くように思ってしまう。

公平

中学校の時に生徒会に立候補し
校内選挙に出た事がある。
朝の校門前に立つてあいさつをしたり
終わりの会的な時間に他の教室を
「清き1票をよろしくお願いします」
などとお願いしに回ったり
体育館で全校生徒の前で演説をしたり
と本当の選挙さながらの体験をした。
私が1番印象的だったのは
演説会の舞台にそれぞれが大きい長い半紙に
墨でスローガンを掲げるのだが
その文字をとても綺麗な字を書く松平さんという女の子に書いてもらった事だ。
スローガンの内容は忘れてしまったが
他のクラスの子と並べた時に
ダントツに字が立派で、その時点で選挙に勝ったと思った。

去年の年末に博多あまおうのいちごのフォトコンテストに応募したのだが
それがまんまと抽選で当たり
すてきな商品が送られてきたのでご紹介。

私も近く自費のコンテストをしようと思っている。
詳細は明日!

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