八木 第47稿

ミステリーなことがよくおこる。
ミステリーと言えば女性が一番ミステリーかもしれない。
そのミステリーに男性は必死になり、そしてまた苦しめられるのである。
女性が男性を好きになるポイントがわかりにくいのである。
そしてそれがまた変化していくのである。
小学校の時は、給食を早く食べるとモテる。高学年になると走りの早い男がモテる。
中学になると不良や目立ってる男がモテる。
高校になるとスポーツで活躍する男と男前がモテる。
そこから肩書きの世界に突入する。肩書きやお金がものをいう。
ある時、足が早かった男はモテなくなる。
給食を食べるのが早かった男もモテなくなる。
何でなんだ。
理由がわからない、前より食べるのが早くなったのに。
男は変化に気づかないのだ。
そして苦しめられる。
一度好きになってくれた女性はずっと好きでいてくれてると思っている。
給食を早く食べる男は苦しんだ。
中学や高校で全くモテなかった。
そして肩書きを手に入れた。
またモテたのだ。
あの時の記憶が蘇る。
深入りのよう苦い時を経て、モテたのだ。
給食に感謝である。
弁当だと何も始まらなかった時を思うのである。

公平

「給食を早く食べるとモテる」という八木さんの体験談は
おそらく他の要因が八木さんにあったからモテたんだろうと思う(笑)。
確かに、給食を食べきるのに掃除の時間まで残されていた子は
モテてなかった。
あと残したパンを机の中やお道具箱にそのまま入れていた奴は
モテてはなかった。
あと大おかずを放送室の棚の奥に隠して
カビカビになっていく様子を
毎週こっそり観察していた奴もモテてなかった。

にしても給食のカレーはとても美味しかった。
私の記憶が正しければ、カレーシチューという
大おかずのメニューは1年生の頃からあった。
しかし週1回の米飯給食が始まったのは3年生の頃からだったように思う。
食器もパンの時と一緒のお皿だった。
なのに、お箸をその時から持参するようになり
お皿のご飯をお箸で食べながら牛乳を飲んでいた。
何か変だとうっすら思っていたように思う。
今の小学校の給食は、ずいぶんと進化しているんだろうな。
飲み物もドリンクバーになってて
コーヒーが飲めたりするのかな?

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