サバンナ八木 かやぶき君 294

サバンナ八木 かやぶき君   

秀頼の成長とともに、求心力が高まってきた。
大名の中でも寿命により、代替わりがおきてきた。
関ヶ原のメンバーは、徐々に高齢化になってきた。
秀頼と同世代の大名が家督を継ぎ出したのだ。
そして、秀頼と頻繁に交流を持ち、距離を縮めていった。
秀頼は、側室との間に、国松という息子に恵まれる。
正室、千姫は、徳川秀忠と江の娘である。
その正室との間にはなかなか子供に恵まれなかった。
そして国松の誕生である。
豊臣秀吉からすると孫である。
豊臣家の安泰を考え、秀頼は征夷大将軍になるように動き出した。

公平

望遠鏡を担いで公園まできた春雄とみずき。彼らの趣味は裸になって空を見る事。

だから誰かに見られては通報されてしまうので 山の奥の奥の公園にわざわざやってくる。

その様子を遠くから双眼鏡で見つめるかやぶき君。 春雄に頼まれてこの裸天体観測の様子を見ててほしいと頼まれて、後ろから付けてきたのだ、みずきは知らない。

春雄はみずきに「これは天体観測じゃなくて変態観測だよ」と毎回言う。

それを聞いてかやぶき君は自分はそれを観ているので変態観測観測だなとくすっと一人笑う。

5000円のおこずかい。 

ふたりから目を空にやる。 天の川が肉眼で見えるほどの星空だ。