サバンナ八木 かやぶき君 278

サバンナ八木 かやぶき君 278

家臣の中で話し合われ、籠城して、相手が疲れ、そこで、和平交渉をするという作戦になった。
難攻不落の城が攻められるはずがないという雰囲気があった。
ただそれが一瞬で崩れることになった。
それはキャノン砲から撃たれた砲弾が城内、天守閣近くにおちたのだ。
その衝撃でダメージをかなりうけたのだった。
相手の進化した武器に家臣達は焦り出すのであった。

公平

毎年この高校で行われる
クラス夜間耐久リレーについて
かやぶき君のクラスでも話合いが行われていた。
「おれは1人40分づつ走ってリレーするよりも
細かく100mとか200m走って何回も走る方がいいと思う」
西田が皆に提案した。

「そんなのだるいよ。まとめて走って終わった奴から
帰る事は出来ないの?」
松井が冗談交じりに言った。

「そんなことしていいわけがないだろ?」
とクラスがザワついた。

「静かに!」
クラス委員の花村が意見した。

「じゃあ、ジーマミートオフウで決めないか?」
白鳥が言った。

「??」
かやぶき君は何を言っているのかわからなかった。

ただクラスの皆は一瞬静まり返った。
そして次の瞬間

「やってやろうじゃねーか!」と立ち上がり声をあげた。

他の皆の
「それいいね!やろう!」

「私早速練習するわ!」

「あー抜け駆け!私も練習する!

「久しぶりだなぁ 俺身体動くかなぁ」

とクラス全員やる気マンマンのようだ。
かやぶき君は皆の顔を見渡したが
どうやらその「ジーマーイートフウ」を知らないのは
自分だけのようだ。
今さら「何?それ?」ときける雰囲気ではない。

そのジーマミートフウで何が決まるのか
なにをするのか?
かやぶき君ふぁけわからないままである。