サバンナ八木 かやぶき君 33

かやぶき君 33

オーナーさんと、どんな店にするか話し合う。
一人で店を回さないといけない。
フードは乾き物しか置かないことにした。
一応はそういうていである。
実際は、いい食材が入れば料理をする。
厨房はしっかりしていた。
食べたいという人のために出前のリストを置いておくことにした。
来てもらった人に気兼ねなく飲んで貰うためにセット3000円、それにボトルを入れて貰うシステムにした。
最初に3000円と、ボトルで値段がいくので、フリーボトルを置いておくことにした。フリーボトルは、ウイスキー、焼酎の二種類置いておく。
これを飲んでる分には3000円ポッキリというシステムである。

公平

かやぶき君は動物の言葉がわかる。
例えば公園で飼い主と遊んでいる犬の言葉。

もう気にしないようにはしているが
気にしなくても入ってくる。

「大好きだ!大好きだよ!」

犬は遊びながら愛の告白を繰り返す。
飼い主も
「大好きよ!」
と抱きしめて
その愛の告白を受け流す。

怪獣の自分が
こだわっている部分。
犬はそこにこだわっていないのか。

かやぶき君は音楽を聴いて
公園を散歩する。