八木 第114稿

年齢と共にもっと変わると思っていた。
43歳。
親が30歳の時の子供なんで、自分が小学六年生の時に見た親と同じ年齢である。
もっと落ち着いていたよな。
そう見せていただけなのかも。
今でもドラクエをやっている。
まさか43歳になってもドラクエをやっているとは。
60歳になってもドラクエをやっているかも。
おじいちゃんが囲碁をやるのと同じことになるのか。
とにかく年齢がいってもあまり中身は変わらないようだ。
見た目だけが老けていき中身はあまり変わらないんだろうな。
なんかちょっと安心した。
おじいちゃんになってもアイスコーヒーを飲みながらドラクエをしよう。

公平

たまにロト6を買う。
実はロト6に関しては
いつか当たる気がしている。
ある時、選んだ数字は1つもかすることがなかった。
要するに私には、うまく外す才能があることに気付いた。
だからまず3パターン買った場合、全部外れているので
それ以外の数字の中から清書数字を選ぶ。
この方法を思いついてから1度買ってみたが
すばらしいぐあいに外れていた。
ジャンボ的なものを買う場合は
最後の最後まで当選番号を見ない。
忘れたぐらいに、周りが外れた分で確立が上がると思いこんで
結果を見るようにしている。

このようにありとあらゆる理屈を考えて
宝くじを買うようにしている。
最近は出し尽くした感もあり、チャンスセンターの前に行って買ったつもりで
珈琲を買う事も増えた。
これはひょっとしたら7億円の珈琲かもしれないと思って飲んでみるが
心はこもっていないので味は変わらない。
でもちょっと美味しく感じた時は
それで買っていたら3000円ぐらい当たっていただろう。
そう思う。