八木 第83稿

ユーチューブで何でもチャレンジできるのがいい。
これって昔からしたら夢のような話である。
しかも動画である。
昔は文字で書いて配るしかなかったのだから。
今は本当に恵まれている。
そして、音楽、映画、ゲームなど莫大な情報が手に入る。
美味しい料理のレシピも手に入る。
ただ一つだけ昔と変わらず手に入らないものがある。
人の気持ちだ。
考えたら手紙の方が手に入ったかもしれない。
不便なほど誠意が伝わるのかもしれない。
美味しい珈琲、一番のポイントは人の気持ちが入ることかもしれない。

公平

「気持ちを汲み取る」ということで味は変わる。
出来るまでの工程を
消費者が想像できるかできないかで味は変わる。
逆を返せば、生産者は消費者の想像が膨らむような
「気持ちを入れる」工夫が必要である。
必ず誰かが関わっている。
1から10まで自分で作ったとすれば
そのストーリーは自分が1番良く知っている。
だから自分が1番美味しく感じられる。

「アニメで野菜を売るプロジェクト」を徐々に進めている。
ストーリー込みで野菜の味を変えたいと思っている。
例えば、
不幸な生い立ち、明るい性格、でも努力家。
でもちょっとおっちょこちょい。
自分を投影し、応援出来るような人。
そんな人が書いたアニメ(笑)

というわけで、そのキャラクターの
その「奥」を見せるのはどうだろうか?
アニメの常識をも突き破る。

野菜を売るために、
アニメを使う事を思いついた田舎で暮らすおばあちゃん。
物知りで、地元の間では「知恵袋」の「知恵」というあだ名がついている。
本名は「たえ」。
自分の事をあまり話さないので、周りのみんなも
その素性等、詳しい事は知らない。
とても明るく、皆に優しい。
遊びに行けば、美味しい珈琲を淹れてくれる。
珈琲のブレンドが趣味。
農作業が得意で、とても美味しい野菜を作る。
なかでも夏に作るトマトは絶品だ。
おばあちゃんを「知恵」と呼ぶ人の中には
「知恵袋トマタロウ」と呼ぶ人もいる。
そんなおばあちゃんがトマトを売るために発注した
「トマトの女の子」がこちら。
これがそのおばあちゃんのアバター。

もちろんフィクションです。
アニメは書いていただきました。
こんな感じでトマトを売ってみたい。
もちろん全部込みで面白がってくれる人に。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次の記事

ハニカミ