サバンナ八木 かやぶき君 384

サバンナ八木 かやぶき君  384

恐竜が繁栄する。
しかし、その繁栄も終結することになる。
これは気候の影響だといわれている。
ただ、正確には、わからない。
ただ恐竜の繁栄が終わり、自分達がこうやって、地球上で生活しているのは事実である。
地球上で、グーグルアースにもうつらない島で独自の進化を続けていた。
そこでは、生物語が使われ、生物の通貨までできていた。
そして、その文明は、人間にも劣らないぐらいの文明を築いているのであった。

かやぶき君 385

人間が高度な文明を築いている。
そう思っているのは人間だけである。
実は生物はさらに高度な文明を築いていたのである。
その文明は、人間の測りでは測りしれない技術や文明であった。
その生物の文明は、すでに地球上に存在しているのであった。
ただ生物の高度な文明は、争いを望まなかった。
人間の生活を侵さないように、人間には見えないシールドをはることにしたのである。

公平 かやぶき君 

ジャングルのそのまた奥を突き進むこと3日。

かやぶきくんたちはついに「幻の菜園」とよばれるパナコッタに到着した。

パナコッタは流通することがほとんどない幻と呼ばれる野菜や果物が豊富に生息する場所である。

でではなぜその食材があるとわかったのかというと

ある探検家がジャングルで命からがらたどり着いたこの場所で野菜を食べたとたん

その美味しさに「生きてこの味を伝えなければ」と生きる希望が湧いたという伝説があるからだ。

この場所はまさに楽園と呼ばれるにふさわしく、見た事もないような野菜や果物がハウスの中に栽培されていた。

コンピュータで制御されたこの楽園都市には、人間の姿はほとんどなく

かやぶき君たちがハウスに近づけば、地面を這う装置に電流が流れ丸焦げになってしまう。らしい。

そんな看板が掲げられていた。

そもそもこの場所をしったきっかけとなった伝説。

あれ?いつどこで聞いたのか? たしかに幼いころから知っていたような。

ひょっとしたらこの記憶。植え付けられたものなのか?

「流通しない野菜だよ」と言われて食べた野菜。じゃあその人はどうやって入手したのか?

「入手困難」「いや、あるやん」

さて、あれ?どっちからきたっけ??