サバンナ八木 かやぶき君  382

サバンナ八木 かやぶき君  382

海に生物が誕生した。
その海の中で、頭が堅い魚など、いろんな生物が成長した。
海サソリというのもいた。
長い貝も。
そして、その中で浅瀬に行ったりする両生類があらわれた。
そして、爬虫類も出てきた。
そして陸が栄えてきた。
そして、恐竜の時代がやってくるのである。

サバンナ八木 かやぶき君  383

恐竜の繁栄。
それは、考えてみれば、弱肉強食だったことを考えれば当たり前なのかもしれない。
今、街中にティラノサウルスが出現したとしたらわかりやすい。
街パニックになる。
警察がきて、ピストンで応戦しても難しいだろう。
自衛隊が戦車を出してやっと対抗できる感じでしょうね。
それが、地球上に繁栄していた。
まさに強いものが繁栄するという象徴のような時代ですね。

公平 かやぶき君 「入れ物」

モニターで遠くはなれたサチコの事をみている。

サチコからもこっちのかやぶき君の様子が見える。 コロナの時期に活躍したzooomの機能が発展し

もうずっと部屋と部屋をつなぎっぱなしにして

空間を共有し合う、半分バーチャルな世界。 部屋だけではなく外出中も同じく、個人用衛星を使っているので

どこにいても話すことができる。

こうなればもう実体はいらなくなるのだ。 

「もともと細胞なんて3年ぐらいでほとんど入れ替わっちゃうので実体を入れ物だ」ととらえる考え方が流行りだしている。

ただ 「じゃあなんでオンラインで監視し合ってるんだい?」と問われれば

やっぱりそれはお互いの入れ物が好きなわけで、しかも「天然ものの入れ物」に拘る人が多いわけだ。

その「ただの入れ物としているもの」がよそで他の人を触れ合ったりすれば、やはり人間それは許せないのだ。

その点怪獣は違う。 もともと入れ物にかわいさやかっこよさや機能性が備わっていない。

たまたま入った入れ物に良い悪いを付ける習慣もない。