サバンナ八木 かやぶき君  357

サバンナ八木 かやぶき君  357

ついに船の旅が始まった。
食糧を補給しながら、イギリスを目指す。
まずは目標を台湾にすることにした。
そこで、食糧や水を補給するの予定である。
長崎を出て、沖にでる。
大きな波が押し寄せるのを見て、自分達は湾の中にいたんだということを思い知るのであった。
何がが飛び跳ねた。
イルカである。
船出をイルカが祝福してくれてるようだった。


かやぶき君 358

船で、イギリスを目指す。
まずは台湾だ。
初日の夜をむかえた。
夜の海は、恐ろしくかんじた。
次の明かりがほんのりと、海面を照らす。
空を見上げると星が綺麗だ。
星が水平線ギリギリまで照っている。
北極星を確認する。
それが大切な方向を知る手かがりなのである。

公平 かやぶき君

となりの席の男のクチャクチャいう音がゆるせなかった。
カウンターの醤油の位置を境界線とした場合
この男は少しどころか随分出ている。

普段はそんなに気にするタイプではないのになぜ今日は気になるのか。

それはラーメンだからである。

「ずずず」と言わすはずの音が「くちゃくちゃ」なのが余計気になる。

逆になぜラーメンでその音が出せるのか。

気になって仕方がないわけである。