サバンナ八木 かやぶき君  347

サバンナ八木 かやぶき君  347

大坂幕府において、英語を喋れる人材の養成は急務だった。
まずは、単語を覚えるという所から始まった。
本を持ってきて、ブックと覚える。
ただ、その物自体がない物もあった。
まだ日本にないもの。
カステラもその代表的なものであった。
フォークでカステラを食べる。
そのフォーク自体を、見るのも初めてだった。
物を英語で覚えるのと、見るのも初めての物を英語で覚える、その両方が必要であった。


サバンナ八木 かやぶき君  348

英語の教育に最初は苦労したが、一人が覚えることができると、その生徒が先生役になり、他の生徒に教え出した。
外国人の先生は日本語か苦手なので、伝えにくい部分があった。
英語を学んだ、生徒は、生徒に教える時に、日本語も使えるので、優しく教えることができた。
そうやって、初級の英語を話せる生徒が一気に増えていったのである。

公平 かやぶき

鬼のバイトで毎年借り出されるかやぶき君。

豆をまく時に「鬼は外、福はうち」という掛け声の時に

「福は内の時に鬼に豆をまくのはどうだろうか?」

というネットの声が広まり ウチ(家)のダジャレから

「かやぶき君がぴったりなんじゃないか?」といい出す町内会長がいたばっかりに

毎年この地区ではかやぶき君も豆を投げられる役になった。

15分のイベントで3万円。


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