サバンナ八木 かやぶき君 322

サバンナ八木 かやぶき君  322

五丸財閥の居は、五丸宮殿と呼ばれるようになった。
今までの築城技術ではない、西洋の技術と、材料が使われていた。
そして、五丸宮殿には、独自の傭兵が警備をすることになった。
この傭兵は、西洋の武器を装備していた。
その威力というのは未知数だった。
そして、お茶会もひらかれた。
そこで出されたのは、コーヒーと紅茶であった。

公平 かやぶき君

かやぶき君が昔、美山で皆から勝手にセットと思われていた怪獣がいる。雪男である。 
雪男とは別に仲が悪かったわけではないが特別良くもなかった。 お気に入りのウッディーアレンのDVDを貸したっきりだったように思う。そんな雪男と先日出張先の舞鶴でバッタり会った。

お互い人間と比べれば大きいので100mぐらいはなれていても目立つ。向こうが先に気が付いていたらし手を振ってきた。 「あぁ!ひさしぶり!元気?」とすぐに言葉が出てきたがその後の言葉が続かなかった。というより思いつかなかった。

彼女らしい子をつれていたし、色々自分の時間的なこともあって気を使ってしまったとその後しばらく自分に言い訳をした。

連絡先ぐらい交換しようとなぜ言わなかったのか?今後こんな場面があればそうしようよ思うかやぶき君であった。