サバンナ八木 かやぶき君 233

サバンナ八木 かやぶき君 233

大大名から、紹介された女性の誘いを断り、城に帰る。
新しい城、まだ、おちつかない。
広すぎるというのは、なかなか落ち着かないものだ。
寝室は、奥さんと、別になっていた。
一緒でも良かったのだが、側室がいるのが当たり前の戦国時代、奥さんとは別の部屋で寝るほうが、円満だったのだろう。
大大名の元から帰ってきて、我が城で初めての宴であった。
普段は厳しい家老も今日ばっかりははめをはずすのであった。

公平 

「おそくなりました。徳川軍5千好きに使ってくだされ信長殿」

「おお、かたじけない家康殿 たびたびの遠方からの援軍ごくろう
敵にも朝倉の援軍が来ている。家康殿は朝倉に向かい給わるべし
我々は本陣浅井に向かい戦う」

「その前に、信長殿。信長殿にぜひ紹介した男がおりまする。おい!」

家康はかやぶき君を横に呼んだ。
「信長殿、この男はかやぶき君と言っていわゆる怪獣でござる」

「怪獣!?えっ!えっ!!マジで!!スゲー!
で彼は味方してくれるって?」

かやぶき君は答えた。
「ご紹介いただきました。かやぶき君です。」

信長はテンションが少しあがった。
「えっ?日本後しゃべえるの?」

さすが信長さま
 驚くポイントもが違う。