サバンナ八木 かやぶき君 221

サバンナ八木 かやぶき君 221

お城の中がざわつき始めた。
隣国の大将が三人でやってきたからである。
いきのいい兵隊は今にも襲いかかりそうである。
自分たちの前に、兵士がよってきた。
ここからは武器を置いて入って貰いたい。
ここまできたら武器があってもどうにもならない。
丸腰になり、相手のお城に入って行った。
そこで、家老達が、集まっていた。
そこで自分から、話し出した。
今日、来させて貰ったのは他でもない。
これから起こりうる、あらゆることを想定して、できる限り、和解交渉したいと思い、こさせて貰った。
そこで家老の一人が話す。
これからあらゆることとは何のことだ?
ここは、小細工なして返す。
貴方の国が自国に攻め込んでくることだ!
戦慄の空気になった。

公平 

サーカス旅団の一員となり半年。
「大玉に乗ってただ進んでいると思いきや
実はちょっと玉ごと浮いている」
という芸がウケて
一躍人気者になったかやぶき君。

ライオンからは
いつも冗談交じりではあるが
嫉妬のまなざしとイヤミを受ける。

「怪獣はいいよな。居るだけですごいもんな。
おれなんて昨日、火の輪くぐりの火が
たてがみにうっつて大変だったんだぜ。」

「いや、でも自分で「メラメライオン!」とか言って
結構うけてたじゃん」

「そーでもしないと客が引いてたから…」

うさぎのベテラン女優マダムミミーには
お色気攻撃を受ける。

「かやちゃん。あとでお部屋来なさい
私が色々手とり脚とり教えてあげるわ。
本当のサーカスがどういうものか♥」

ねずみの団長マイクは夜な夜な
かやぶき君の部屋に
恋愛の悩みを相談しにやってくる。

「別れたフラミンゴの女房からLINE全然返ってこないんだよ」

サーカスはというと かやぶき君人気もあり
お客の入りもまずまず。