サバンナ八木 放浪

サバンナ八木

あてもなく旅行するのが好きだ。
放浪するのが好きなのかもしれない。
そう考えると文章も放浪している。
まったく目的もプランもなく書いている。
書いていて、エッセイなのか、小説なのか、フィクションなのか、ノンフィクションなのかすらわからなくなってくる。
そして一番は誰か読んでいる人がいるのかということである。また読んでくださっているとしたら、どんな感じで読まれているかも気になる。
ひょっとすると、放浪が好きは一緒かもしれない。
何のためにどか、どうでもよくなるのが放浪文章のような気がする。

公平 

都会で信号待ちをしていると
小さいカードを見せてくる外国人がいる。
カードには日本語で簡単に言えばお金を援助してくれみたいな事が書かれてある。
「領収書でます」
みたいなことが添えられてあれば
ひょっとしたら…と無責任な事を言ってしまいそうになったが
やめておいた。

あれが例えば
一緒に飲みに行かない?的な事がかかれていたら
飲みに行く人もいたりするのかなと思う。

遠い国から日本に来てるのだから
何かしてあげたいなぁと思う日本人は多い。

その形ある気持ちが悪い団体に半分吸い上げられることに
嫌気がさしているので、そうであってもなくても
違う方法での商売をした方がいいと思う。
同じシステムだとどうしてもそう見えてしまう。