サバンナ八木 かやぶき君 46

かやぶき君 46

オーナーさんの話を聞いて、理解していく。
株式会社で、上場するということがある。
これは証券取引所に株式を公開するということである。
今まで1000株持っていたら、この株を買って貰ったり、株数を増やして、その株を買って貰ったりします。
上場はどんな会社もできるわけではありません。
かなり厳しい審査やチェックが入るのです。
第三者である、公認会計士の役割も重要になってきます。
投資家が正確な情報を知るために公認会計士が第三者の目線で、会社の財務を公表するのです。
上場するには、役員会議というのも出てきます。
ようするに、しっかりと経営に責任をもたせるのです。
会社にトラブルが生じた時に、従業員は訴える側、経営陣は訴えられる側になるのです。

オーナーさんの説明をしっかり聞くのであった。

公平 

医者に匙を投げられた患者が最後に行き着く場所。
電話帳に載っていない
ネットでもなかなかその名前を見つけられない
闇の世界の医者ドクター。
その存在は、まことしやかにささやかれた
都市伝説かと思っていた。

もう人生をあきらめかけた私の前に
突如として彼は現れた。
人は彼を「BK、ブラックかやぶき君」とよぶ。

「少々値段は張るがいいかな」
「はい。お願いします」
「では少し拝見して…」
BKは身体に触りその箇所を確かめた。
そして触診をやめ
患者に背を向け、帰り始めた。

「先生!」
「どうやら私の出る幕ではないようだ」
「先生!どうしてですか!」
「それは、恋という病だ」

「はぁあ!?」