サバンナ八木 文明の進化

東京で、釜で白ごはんを炊いて食べさせる店、めっちゃうまいです。
ただめっちゃ高いです。考えたら本来そうやって炊いていたのが
今ではわざわざそれを売りにするぐらいになったということですもんね。
庭付きの家。
裏に畑があり、そこの野菜をとって食べていたんですもんね。庭付きの家、東京なら5億円ぐらいしそうですね。
ある意味、昔でいう普通の生活をするのにそれぐらいのお金が必要ということですもんね。
その代わりに何を手に入れたか。
24時間、いつでも熱々のおでんが食べれる、
ほぼ待つことのない電車。考えたら恐ろしく便利です。
そんな便利な生活にふっと土鍋のごはんが食べたくなるんでしょうね。
文明はどんどん進化していきます。
人にとって一番ちょうどの文明。
もしかしたらガラケーやインスタントカメラでストップするのが頃合いだったのかもしれません。
もしくは江戸時代。
この頃合い、これはどこか難しいですね。
あとどうしようもない。
進化と幸せが比例しなくなる。
金持ちと幸せが比例しなくなるとも似ています。
ただやっぱり金持ちにならして貰えるならなりますもんね。
見てない宝クジ、見よう。



公平

生活の進化ってひょっとしたら
元彼、元カノを想う感情に似ているのかな。

生活に流されっぱなしで
その良さとか悪さとか関係なしに
勝手に進んでいっちゃって
かと言って抵抗するほどの想いもそこにはなくて。

薪のお風呂にしたって
お皿のようなホットプレートにしたって
何だって栄養にしようとガツガツしてないと不安だし。
でも本当に勝手なんだけど
変わらないでいてほしい場所はあるよな。
そしてそこにいる人にしたら
やっぱり「何を勝手な事を言うてるねや」と思うよな。