サバンナ八木 10月行事と美山のまつり「きつねがえり」175

バーベキュー、どうしても夏のイメージである。
でも考えたら、ちょっと寒くなった方が
バーベキューには適しているんじゃないかと思う。
普通に考えて10月がベストだろう。
真夏にあの火の熱さはたまらない。
汗だくになりながら肉を焼く。
ビールはすぐにぬるくなる。
10月は果物も沢山ある。
シャインマスカットを冷たい川の水で洗う。
いかにもうまそうだ。
夕方になりちょっと寒くなってきた時に火のぬくもりを感じる。
あったかいスープがうまい。
秋のバーベキュー。
友達を誘ってみる。
子供の運動会で、会社の旅行で。
行事が目白押しである。
人集まらないだろうなあ。

公平

知らぬ間に行事やイベントがどんどん増えている。
イースター、ブラックフライデー?…。
ハロウィンは今やメジャーイベントだけれども
実は美山町のにも
「キツネカエリ」という行事があった。
しかもこの三埜あたりが発祥地らしい。
13歳までの子供が、黒マント、ゴム長のいでたちで、
家内安全や五穀豊穣を祈り、地区内の家々を回る。
しかもだれにも見つからないように。
着いた家で、歌や踊りをして お年玉やお菓子などのご祝儀を貰う。
道中で人を見かけた場合は、隠れないといけない。
夜遅くまで地区内を練り歩き、宿と言われる民家で一泊
翌朝4時に宿を出て、親の先導で道中歌を歌って
区の上と下に御幣を奉納する。
もちろん集落により形がかわり、諸説あるのだけども
「見つからないように」というあたりが
奥ゆかしいというか「らしい」点だ。
そしてとても興味深い。
復活させようとまでは言わないが
ギターとタンバリンでも持って子供たちと
ご近所まわってみようかな?