放課後の食堂に気になる軍団学部をいた。
四、五人でいつも、紙を囲んでいる。
そして、黒い小さな袋を持っていた。
その袋をみていると、中からサイコロを取り出した。
しかも見たことない尖ったサイコロだ。
そのサイコロハードカットと呼ばれてるサイコロだった。
紙には地図が書いてあったり、数字が書かれていた。
彼らはロールプレイングゲームの原型をやっていたのである。
これが、ウィーザードリィやザナドゥ、ドラクエに発展していく、ロールプレイングの原型をやっていたのである。
今考えれば一回ぐらい参加させて貰えばよかった。
軍団は珈琲も飲まず黙々とプレイしていた。
水道水で。
手作りロールプレイング、自作したら楽しいだろうなあ。
公平
小学校の時に
ゲームブックが流行った。
読み進めていくと選択肢があり答えによって進むページが違う。
人によって物語が違ってくる。
私はやるだけにはあきたらず
「これを書きたい」と自由帳に書いた記憶がある。
そしてたぶん、上手く書けず途中であきらめたと思う。
大人になって脱出ゲームで有名な会社の
謎解きと脱出ゲームが合体した本を買った。
懐かしいやら面白いやらで
結局シリーズの全部を買って解いた。
「作った人天才」だと思った。
ゲームブックの良いところは失敗だったら
すぐ前のページに戻れるところだ。
ただある程度ページが進んでしまうと
どのページから来たか解らなくなる。
でも、なんとなくわかっていたのは
どの物語もどんな形であれ最終的にはクリアできることだ。
見えこそしないがゴールがある安心感である。
一応そのゴールをめがけて皆、最短距離を目指すのだけど
お手本のようにクリアしてしまった場合
「あの時こっちを選んでたらどうなってたか?」なんて考えてしまう事がある。
ただ一度読んだ後のゲームブックほど、つまらない物はなく
やり直すことはない。そしてほんの少しだけ損した気分になる。
本がくちゃくちゃになるぐらい
行ったり来たりした方が得をした気になる。
とこんな感じで書いたものの
「だから人生も…」なんてつまらない事を言うつもりはない。
最短距離で稼いで 新しい、もっと面白い物語を買えばいいと思う。
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