我が家では野球を見る習慣はなかった。
父親がプロレスやボクシングを見ていてそれが自然であった。
父がたまに買ってくる大スポがめっちゃ嬉しかった。
兄が中学生になり柔道部に入り、自分も中学に入る前から柔道部に入ると決めていた。
中学、高校と柔道部で、高校2年から極真カラテの道場に入る。
カバンに道着二つでパンパンになった。
格闘技通信を記憶できるんじゃないかというぐらい熟読していた。
極真カラテの道場に入った時、
第五回世界大会前で、その大会に道場の先生である三明広幸師範代が
出られることになり、猛烈な稽古をされていた。
道場の天井に当たるんじゃないかというぐらいの飛び回し蹴りをされていた。
入門と同時に世界と戦う選手の稽古を見たことになる。
その衝撃は今でも忘れることができない。

公平

私の場合、野球にしてもプロレスにしてもお笑いにしても
すべて祖父の影響である。
TVでプロレスの試合を見たそのすぐ後には
祖父の布団の上の特設リングで
白ブリーフ1丁でスパーリングをしていた。
パイルドライバーという技があったのだが
教科書どおりすればもちろん私の頭が割れるので
加減して 脚をもってひっくりがえしながら
フカフカの掛布団の上に投げっぱなすという技を
おじいちゃんは得意としていた。
今でいう所のパワーボムだ。
そう考えるとパワーボムの産みの親はうちの祖父かもしれない(笑)。

私自信は、このプロレスごっこから「加減」というものを学んだ。
心のどこかでそれが「魅せる闘い」であることはわかってし
相手の良い部分を引き出して尚且つそれ以上のものを自分が出す
という「相手も立てる」というプロレスの考え方は
今でも私が大切にしている所である。
今は皆が見る時間帯でプロレス放送はないため
子供たちがその考え方に気が付きにくい状況にあることを
残念に思う。

「プロレスとは明石家電視台のクイズコーナーだ」
「リングエスケープ」「凶器の使い方」
など私のプロレス持論がたくさんあるのだが
とても長く、そしてうざがられるので
それはまた別の話だ。