自宅でよく牛丼を作る。
いろいろ試して見たが肉を少なくするとうまいことに気付いた。
それはご飯のうまさが引き立つからだ。
一緒に食べる漬物や味噌汁も引き立つ。
最初は肉を多くしたりしていた。
ある日冷蔵庫の肉が少ない状態で作った。
肉少なめの牛丼がみょうにうまかった。
ご飯がうまく感じたのだ。
これはひく技術なのか。
化粧も厚くなり最後は薄くなるという。
ひく技術、いろんな場面であるかもしれない。
コーヒー、少しの量でつくると水がうまく感じるかもしれない。
公平
ひく技術。
意識をして取り入れることができれば
だらりんとした生活に改革が起こるかもしれない。
私の場合 結果引いて良かったことはたくさんある。
それこそ牛丼屋でのショウガである。
普段入れ過ぎて、
私の中では、ショウガの味=牛丼の味みたいになっている。
儀式というかアホのルーティーンのようにいつも乗せるので
先日、たまごかけご飯にショウガを乗せて食べたら
牛丼の味がした。
そんなショウガを乗せずに牛丼を食べると
当然美味い。めちゃめちゃうまい。
同じものを足して引いてすれば、元通りのはずだけど
実はちょっと変わったりすることが世の中にはあるのかな。
「大将、牛丼ひとつ」
「はいよ。へいお持ち」
- 牛丼が出される
「あぁ大将、この牛丼の肉少なくない?
もうちょっとだけ入れてや」
「へい、じゃあ少しだけ」
- お肉が追加され牛丼が出される
「大将、なんやこれ、肉と玉ねぎのバランス悪ないか?
もうちょっと玉ねぎも入れてくれんと」
「へい、じゃあ少しだけ」
- 玉ねぎが追加され牛丼が出される
「大将!こんど玉ねぎ多くなってもーてるやん!
わかった、いっそのこと肉だけ全部とってもーて
玉ねぎだけにして。そしたら少し安くなるやろ?」
「お客さん、安くはなりませんわ」
「なんやねんケチ臭い。そーかわかった。
じゃあ玉ねぎも肉もここから全部取ってくれ!
そのかわり、ご飯の単品価格にしてくれよ」
こんな感じでやってもらえると
ごはんの単品価格で「肉汁ご飯」がいただけます。
ショウガは乗せ放題。
もちろん真に受けないで。