ラブレター、書いたなあ。
16歳、高1の6月だったなあ。
中学の時は男子校だったが、高校になり共学になった。
そして、すぐに惚れてしまった。
免疫がなかったので凄いスピードで好きになった。
告白したらと、一番仲の良かった
安達君にアドバイスをうけた。
電話で物凄く長い時間、作戦会議をした。
こう言われたらこう返すというチャートまでつくった。
そしてラブレターと赤いバラを放課後に渡した。
返事は友達でと、ほぼふられた。
ベタベタな告白、しといて良かった。
今やったら変なやつで終わってしまう。
嫁がいるのに、薔薇渡したらアホである。
あの時は、モカのように苦かったけど
26年経てば、いい思い出である。
思い出は財産だと思う。
公平
冷蔵庫の中にエクレアがあった。
特別食べなくてもいい時間帯だったけど
見てしまったので食べようと思った。
冷蔵庫にアイスコーヒーもあったが
どうせなら美味しいやつと思い
ハンドドリップ用の粉を探したが
なかった。
車で近くのコンビニに粉を買いに行った。
帰ってきたら
暑くてホットを飲む気がさらさらなくなった。
暑い車に乗った時点でこうなる事がだいたいわかっていた。
本来の用事でなくても行ったら行ったで何か新しい発見があるかもしれない
みたいな事をいつも期待している。
そして無駄だと確認する。
あのコンビニでケーキを買わなかっただけ偉いと慰める。
そしてどうせならエライ自分は
エクレアを食べる前にやる事を終わらせようと机に向かう。
忘れたころにアイスコーヒーを飲もうと
冷蔵庫を開けて
エクレアを思い出す。
今日も暑い。
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